続かない日記

ふむ。今学期はまったく日記が続かないな。やはりD論書き始めると、
それだけ人と会わなくなるし、人生が単調になるのかな。
ここ一ヶ月くらいは、人生で最大最長の胃痛と戦っていて、
ああ、もういやだなあ、胃カメラとか飲むのか、とか思っていたところ、
何回目かの通院で、「じゃあ、これが最終兵器です(意訳)」みたいなこと
を言って渡された胃薬にどうやら救われたらしく、二日前くらいから
立ち直り始めた。強い胃薬というのは結構危険なので、こうやって出し渋るのは
無理もないかなと思う。

いままでも胃を壊したことってあるんだけど、油っぽいもの
を食べずにふつうの胃薬を飲んでいればなおった。ところが、今回ばかりは
難攻不落でちっともよくならず、パンすら消化できなくなってしまった。
んで、毎日ヨーグルトとおかゆばっかり食べていたら、体重があれよあれよ
という間に減って、ここ5年くらいでゆっくり太った分を一気に減らしてしまった。
それはいいのだけど、胃が痛いと生活が全体に散漫になってしまうのは
間違いなく、体がその痛みから逃避しようとしているのかどうか分からないけど、
昼飯をたべると、なぜだか猛烈な眠気に襲われてしまって、オフィスだろうが、
その辺のベンチだろうが寝ていたのだけど、一応「先生」と呼ばれたりする身分なのだから、広いキャンパスとはいえ、やはりその辺で寝てしまうのはまずいはずなのである。
しかし、そう考えてみると、「先生」というのは偉いもので先生らしからぬ姿というのを
なかなか人にはさらさない。実際、キャンパスで寝ている先生など見たことがない。やはり
そうとう自己を抑圧して生きているのではないか。

ま、ともかく、これからの人生では、なるべく「食べ放題、飲み放題」みたいな誘惑と
戦って、胃に優しい生活を送りたいものです。おわり。