2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

学究的日常

今日は朝より大学図書館にこもり、主に文献消化。 昼飯を作ってあったのに家においてくるという失態を犯し、 まよった挙句帰宅。まあ、10分ちょっとですから。 続きは家で。合間に阿部和重の小説。やはり、面白し。出てくる登場人物が みなだらしない。及び…

夏学期終わり

夏学期が終わり、これでやることは論文だけに。といってもやりたいことは実の所山ほどあるので、毎日8時〜5時は少なくとも学校にいようと思う。いやー、アメリカのクラスって、なんでこんなに最後の時間、熱くなるんでしょ。みなと握手。昼ころ、メシを一人…

BBQ

夕方から。こちらが初対面だと思って挨拶したら、よく大学で見かけるとのこと。話を聞いたら、学生会館の地下で日本史を専攻している中国人と会話していたときだ。そういえばあの時Phaにも会った。本当に狭い街で、悪いことなんかできません。 so, i feel en…

melanie Klein/BBQ

論文はKleinのmelancholy cannibalismという概念を導入しようかどうか、というところで逡巡中。メランコリーはフロイトの定義によると、愛の対象を失ったことによって自分が実際に何を失ったのかが分からないために、喪失感を克服できない状態を指していて、…

語数

8450 words

アカデミズムと翻訳

人文学のアカデミックな研究書の翻訳というのは日本では毎月のように出版されているんだけど、本当にこれほど英語で書かれた研究書が翻訳される必要ってあるのかなあ、とよく思う。特に、英米文学の分野で。というのも、一般の読書好きまで読むような稀代の…

語数

8100words。でも、昨日の夜の段階からは確実に前進しているから、そんなに損したわけでもない。今日はここまで。

ファイル?

久々に、「あれーファイルがない」という事態に。昨日の夜の数時間分の作業を記録したものが見つからない。がんばってFreudから色々ひっぱって来たのに、どうしたんだろうか。すごろくで、「3マス戻る」に入ってしまった感じ。

語数

削ったり、増やしたりで、ようやく8000words。段々文章が難解になっていくから、論旨を明快にすることを心がけないと。

psychic power of life

今日は論文の直しの続きが結構できた。朝8時ころから図書館にこもる。朝一番に教授にほぼ完成形のイントロを送ると、昼には返信あり。そのままフィードバックを原稿に反映させる。 Butlerのpsychic power of lifeを引用する所があるので、論旨の確認のために…

Sylvie

Nerval: Sylvie/Aurelia (Balises) [French]出版社/メーカー: Nathan発売日: 1994/11/08メディア: マスマーケットこの商品を含むブログ (1件) を見るだんだんフランス語で読むのも慣れてきて、いま読んでいるのはNervalのSylvie。まだ何度も読み返しながら理…

独り言、語数

うん、なんか大分楽になった。落ち着いた、落ち着いた。 語数は7700語で変わらないが、だいぶ進展あり。10000語も要らないかも。

Phaと会う

タイ人、と人のことを呼んでいるのもなんなので、Phaと書くことに。 タイ語基本挨拶を披露したら、一応問題なく通じた。それで、文字の読み方とか教えてもらったんだけど、非常に微妙な差異で違う単語になってしまうので、ずいぶん練習した。韓国レストラン…

ソーセキ

三四郎が三四郎池のほとりに立つ場面「非常に静かである。電車の音もしない。赤門(あかもん)の前を通るはずの電車は、大学の抗議で小石川(こいしかわ)を回ることになったと国にいる時分新聞で見たことがある。三四郎は池のはたにしゃがみながら、ふとこ…

詩集

田村隆一と清岡卓行。どちらもすばらしい。戦後詩には、やはり力がある。でも、いつもそうなんだけど、田村のは何ていうか自分の感性からはかけ離れているような感じ。あと、三島の『潮騒』も読んだことがなくて、読んだ。感想はいつものとおり。三島は何を…

ソーウツ?

うーん、ここのところ、どうも浮き沈みが激しくて、よく考えたら躁と鬱が交互に来ている。一昨日が躁で、昨日は欝で、今日が躁、なので、これはパターンなのだろうか。じゃあ、明日は鬱?躁の方がいいなあ。一昨日の日記を見ると、「わくわく感」について書…

語数

7700語 それでも人生は続く。

無題

最近、ブログを書くことが一種のヒーリングになりつつある。色々な原因があるんだけど、ちょっと心が落ち着かないことが多い。夜寝れないし。忙しければまぎれちゃうんだろうけど、ボーっとする時間が幸いあるので、、、こういうときって言うのが、あとで考…

精神年齢とわくわく感

僕は少なくとも高校生くらいまではかなり精神年齢が高かったように思えて、特に小学校の時はホントしょうもないくらいマセガキだったんですけど、最近、どうも自分の精神年齢が実年齢よりも低いような気がしてなりません。むしろ、最近若返っているような気…

語数

今日は二時間もしていません。7550 wordsくらい。

住みよい町in the US top 100

http://money.cnn.com/galleries/2007/moneymag/0707/gallery.BPTL_top_100.moneymag/ 一位はウィスコンシン、マディソン郊外の町。うーん。これって気候を考慮に入れているんだろうか? 確かに住宅は安くて、適度に都会で、治安がよくて、学校もいいだろう…

語数

決めた。今までも学期中にそうしてきたように、ここに語数を書いていって自分のテンションを上げて行くことにしよう。もともと誰のために書いているわけでもないんだし。6500wordsくらいから開始して今、7224words。多分、論文は10000wordsを越えた辺りでま…

論文、論文、フランス語

もう月半ばかあ、気合入れていかないと。最近は論文に手を入れる時間が多くて、かなりフラストレーションがたまる。 もともとセミナーペーパーだったんだけど、書き上げた時点で、精魂尽き果てたというか、 自分の能力の限界まで使って書いたので、それをさ…

ネルヴァル、モーパッサン

最近、フランス語の練習もかねて、比較的平易なフランス語で書かれている作品の多い、ネルヴァルやモーパッサンの作品を読んでいるのだけど(ネットでテキストが簡単に手に入るからというのもある)、いやー、なんていうかロマンティック。なんてロマンティ…

政治学ガール

政治学ガールと書くと何のことか分からないけど、政治学を専攻している女の子のことで、最近大学でたまに会うことがある。すごい勉強家で、雰囲気自体に勢いがあって、とにかく圧倒的なのだ。文学部の大学院は当然女性が多いのだけど、今まで一度もこの政治…

群像6月号

図書館から群像6月号を借りて読んだら、新人賞受賞作の「アサッテの人」がやたらに面白い。ナンセンスな言葉の響きが現実を支える言葉の意味の体系を解体し相対化してしまう、という作用に過剰に敏感だった叔父の人生を綴っているのだが、語り手の方にもそ…

ゲイ・レズビアン研究を読むとき、きまって考えること

多くの人が自分をゲイであるかゲイでないのかという明確な線で区切ることに躊躇がない、ということは僕を戸惑わせる。あらゆる欲望は−狂気がそうであるように−、潜在的に全ての人のうちに内在している、といわなければならない。それがいかなることであって…