2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Brian Massumi

いわずと知れたD-Gのアメリカへの紹介者。Parables for the Virtual: Movement, Affect, Sensation (Post-Contemporary Interventions)作者: Brian Massumi,Stanley Eugene Fish,Fredric Jameson出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 2002/06/01メディア: …

Don Ihde

Bodies in Technology (Electronic Mediations)作者: Don Ihde出版社/メーカー: Univ of Minnesota Pr発売日: 2002/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るI feel that I am gradually diverging from what is so-called literary studies...

Corporeal Generosity

Corporeal Generosity: On Giving With Nietzsche, Merleau-Ponty, and Levinas (Suny Series in Gender Theory)作者: Rosalyn Diprose出版社/メーカー: State University of New York Press発売日: 2002/04/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ…

休めない人

今日は、自分で自分に休暇を与えてみた。んで、もうようやくっていう感じでインディアナ・ジョーンズを見に行くことにして、自転車で街路樹のある小道をぬって映画館へ。観客はほとんどシニアの人々。アメリカの映画館はシニアの憩いの場みたいな所かもしれ…

Lang Lang’s Chopin

Lang Langのショパンは非常にゆっくりとしていてロマンティックで、悪く言えば時代がかっているのだけど、しかし何事も首尾一貫してやればいいのかもしれない。技術的にはまったく文句のつけようがないし、本当に和らぐなあ。>訂正、やはり、やりすぎという…

Benjamin

ベンヤミンの本質主義が段々分かってきたような。「神の暴力」とか「純粋言語」とか「労働」とか「口承」とか。ま、だからこそおもしろいのだけど。しかし、21世紀にもなって、ベンヤミンをアメリカで読んでいるというのはちっともベンヤミン的ではない。…

Proposal

一応、第一稿が出来た。なんともだらけながらの執筆で、自分で嫌になる。こんなの秀才君だったらやはり、1,2日の仕事だ。これから教授4人に現状報告と今後の予定などお知らせしないと。これは大変だなあ。その前にちょっと休む。

Prospectus

I am in the process of writing Prospectus. It takes more time than I expected. But that is natural; it should be about 20 pages in double space. Why did I think that I could get it done in a few days? I also feel pressed to send an email w…

メモ

6/14 Morrison Beloved読了。9年ぶり。 6/15 Awakening読了 いまやフェミニズム小説の古典だが、うーん、これは小説としてはたいしたことないんじゃないか。しかし付録のshowalter論文はよかった。この人は本当にうまいよ。

アメリカのパーティー

パーティーのことを書いたので、アメリカのパーティーについてちょっと。まあ、どの大学町のパーティーもそうだとおもうけど、小説に出てくるような豪華なパーティーというのは全然ない。大体が、狭かろうがなんだろうが、誰かの家でやるので、みんなワイン…

本格小説、contagion

本格小説下巻まで一気に読了。後半から、ものすごい嵐に巻き込まれてしまったような感じで、息もつかせぬとはまさにこのこと。特にクライマックスとなる二人の相対する場面のすさまじい迫力に圧倒されまくった。総じて様々な出来事にも理性を失わないように…

Cather、水村

The Professor's House (Virago Modern Classics)作者: Willa Cather,A. S. Byatt出版社/メーカー: Virago Press Ltd発売日: 1981/07/27メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るいやはや、あまりにおもしろく一気呵成に読んでしまった。…

Merleau-Ponty, William Faulkner, Willa Cather

Phenomenology of Perception (Routledge Classics)作者: Maurice Merleau-Ponty出版社/メーカー: Routledge発売日: 2002/05/03メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見るついに、大部のこの本にたどり着く。とりあ…

感染

触れることの問題系とはつまり感染の幻想の問題と結びついて、これはアメリカのような国家だとeugenicsやraceの問題と生々しく結びつく。つまり「血」に付与された本質主義。触れることの恐怖は「血」への恐怖なのだ。というわけで、American Literary Histo…

デュラスの『戦争ノート』

今日はデリダのLe Toucher。第一部をようやく読み終える。肝心のJean-Luc Nancy論のところはこちらの不勉強で理解が足りていない感じだが、Bergson, de Bilan, M-P, D-Gあたりが出てくる第一部の終わりの辺りは圧巻で、すごくよかった。というか、デリダは現…