2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

やっぱりプロコフィエフ

彼の音楽には、高校生のときにピアノ協奏曲全集を聞いて世界がひっくり返るような衝撃を受けたのだけど、今でもまだひっくり返れる。聞くたびに新しいというか。伝記の類も散々読み漁ったのだけど、若いときは「基本6言語」みたいのを定めていて、常に外国…

教授に会う

来週にまた試験を受けるので、教授に会って話をした。今学期は長いトンネルのようだと話すと、you'll do fine!と励まされる。さらに、あなたのやろうとしていることは非常に重要なことだから、早く博士論文に入れるといいね、といわれて、感無量という感じに…

to Paris?

数年後に、Paris VIIの博士課程に行きたい人はいないかとのメールを受け取る。 そりゃ行きたいが、お金が問題である。ABDでも教えたりするチャンスはあるだろうか。 現在のディレクターはクリステヴァ。 今週、教授に会って話を聞いてみようと思う。

またまた、あと一週間

またまた、試験まであと一週間となったが、今度はあまり緊張しない。緩んでいる場合ではないのだけど。しかし、前回の受験から考えるところ、準備よりも、当日の集中力によるところが多いのだ。「書けない」と思った瞬間に、いかにそのブロックを突破してい…

Yeats, Wharton

Yeats, W. B. Richard J. Finneran, ed., with Jared Curtis and Ann Saddlemyer. The Tower (1928): Manuscript Materials. Ithaca, NY and London: Cornell University Press, 2007. Pp. liii + 670. $99.95 (cloth). Towheed, Shafquat, ed. The Correspo…

Silverman

3時からSilvermanの講演を聴く。リヒターの写真に見られるアナロジーの役割について。とんでもなく長い講演で、2時間半、途中休憩を挟みながら話しまくっていた。これで、来年にでるという著書の半分くらいの内容は聞いてしまったのではないか。

Benjamin

Benjaminについての論文のアウトラインを仕上げて提出。1920年代の後半のプルーストやシュルレアリスムについてのエッセイが後の彼の著作にどのような主題を提供したか。なんかまじめに書くと、50枚はいりそうだな。しかし、ドイツ語ちゃんと勉強しな…

”On a Question Preliminary to Any Possible Treatment of Psychos

うん、意外とあっという間だったな。4時間の試験。しかし、終わったら疲れた。まあ、なんとか書けたか。とりあえず、破滅しなくてよかったよ。 さて、ラカンについてのプレゼンという恐ろしいのを、二番目の試験準備と平行してやっていかなければならないの…

物語批判序説

という題のすばらしい本があるのだけれど、もはや忘れ去られて誰も口にしない。それどころか、この人の作品を読みもしないで批判するような人を最近ちらほら見かけるようになってしまった。だれかきちんとした人が、彼についての論をそろそろ書いて、再読へ…

Sense of Humor

すぐれた書き物には、どこかユーモアのセンスが漂っているものだ。自分の書く物にはそれがないなあと、ある批評を読みながら思った。なんていうか、いつも必死でギリギリ感が息苦しい感じ。読んでいて幸福にならない。

いよいよ、よよよ

朝8時に起床。あまり深く寝れていなかったようで、眠気が頭の後ろへんに残っている。9時前に出る。ちょっと早いので、歩いて大学へ。コーヒー、あまりうまくない。ティーチングの準備、で、なぜかHenry Jamesの評論を読む。モダニズムはロールプレイ! は…

雨、プルースト、ウィーバー

今日は早朝に雨が降っていたみたいで、路面がぬれていた。Teaching Classは試験だったので、先生の予習はなし。カフェでプルーストを読む。アルフォンソおじさんのところ。クラスでは、みんなが鉛筆を走らせる姿をぼんやり眺めなながら、Samuel Weberの今年…

Mr. Gould talks about why he stopped having concerts

http://www.youtube.com/watch?v=55I8uIcXOk0 自分自身に対して、鋭く反論しているあたり、まるで対位法を地でいくようだ。 バッハの音楽のように生きてしまった人。http://www.youtube.com/watch?v=KwNqLpk9sqc&NR=1 なんと純粋でひたむきな演奏だろう。作…

あと一週間、

あさっての月曜日にDirectorのサインをもらって、予定表を提出。ほぼ間違いなく受理されるだろう。 その次の月曜日から、いよいよ始まるわけだ。 雨文の教授からメールで、試験を作ったとのこと。この人にだけは足を向けて寝られない。Writingというのは不条…

あと、二週間?

ゾラをざっと読み直し、今度はプルーストを拾い読み。一度仏文に取り掛かると、その中に入り込んでしまう。今日ぐらいまでにしておかないと。雨文の先生と連絡がなかなか取れない。Marcel Proust: Fictions of Life and of Art作者: Leo Bersani出版社/メー…

あと3週間、決戦は近く

あと試験まで3週間。忙しいからブログをやめていたのだけど、かえって勉強が無軌道な感じになってはかどらず。やはり備忘録程度につけたほうが効率がいいようだ。このぐらいになると、必死の形相で勉強しているはずだったのだけど、ぜんぜんそんなことなく…