Derrida The Truth in PaintingThe Truth in Painting作者: Jacques Derrida出版社/メーカー: Univ of Chicago Pr発売日: 1987/07/15メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (3件) を見る絵画論つながりで、、、と、気軽に手を出したのが間違いだった…

Deleuze読了。今まで読んだドゥルーズの中でもっとも易しかったが、インパクトも一番弱かった。もちろん、初期ドゥルーズ特有の、対象に切り込んでいく明晰さは感じられるけど、ベルクソニズムを絵画の解釈に持ち込んでいるような感じがするので、それならあ…

岩波講座 文学〈11〉身体と性作者: 小森陽一,沼野充義,松浦寿輝,富山太佳夫,兵藤裕己出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/11/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る柴田元幸「アメリカ文学のなかの愛」 ピンチョンとか、アメリカ文学にお…

方法叙説作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/02/21メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (13件) を見る この人は本当にオールジャンルなんだけど、僕にとってはエッセイが一番面白い。あるいは、研究書の、ややエッセイ的な…

Art from Ashes作者: Lawrence L. Langer発売日: 1999/10メディア: 図書館この商品を含むブログ (1件) を見る

僕はフランス語の発音が苦手で、これはもう、才能がないと思う。外国語の発音は練習すればうまくなると言う人もいるけど、僕はそうは思わない。耳のいい人は文法が分かっていなくても、ある程度基本語彙と発音のパターンを飲み込めば、驚くほどきれいな発音…

Facing the Extreme: Moral Life in the Concentration Camps作者: Tzvetan Todorov,Abigail Pollak出版社/メーカー: Henry Holt & Co発売日: 1997/04/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るを読み始める。ナチからの解放される直前…

Narrow Bridgeを読みきる。ホロコーストの悲惨さについての本というよりは、第二次世界大戦前までのポーランドにおけるユダヤ人社会の描写に重きが置かれていた。亡くなった者たちの声を生かす試みは、失われた共同体の伝統を伝えるというoral historyな営為…

最近、25セントでコーヒーを買えるところを発見して、毎日利用している。どうしていままで気づかなかったんだろうというくらい、オフィスの近く。でも、今日、学生の宿題にこぼしてしまった、、、明日謝らないと。

ホロコーストを経験したラビの自伝、まだ少年時代のところを読んでいるけどとても面白い。翻訳されていなければ、今すぐされるべき。The Narrow Bridge: Beyond the Holocaust作者: Isaac Neuman,Michael Palencia-Roth出版社/メーカー: Univ of Illinois Pr…

ラカン。"aggresivity"は二度読んで大分分かるようになった。暴力性というよりは、身体のイマジナリーな同一性の崩壊によるfragmentationのほうが強調されている。symptomsは部分的な（部分としての）身体に現れやすい。インターネットラジオで最近のフレン…

すごいことになっています。小山田さん、ちゃんと出ている。 だから、やっぱり住むならカリフォルニア、なんですね。 http://www.coachella.com/

ビョークのインタビューはとても面白い。http://www.youtube.com/watch?v=Q-dFRFsQKGQ&mode=related&search=ハンブルクまで電車で来たビョーク。「なんで飛行機を使わないの？」という質問に対して "air pressure forces molecules to go tiny." うーむ。そ…

ドイツ語のSkiは英語のseeと同じ音だ。kの音を読まないことがあるとは知らんかった。

Literature and Catastrophe初日。 おお、やっぱりreadingが多い。Todorov, Levi, Amery, Celan, Ibuse, Oe, Blanchot, R.J.Lifton, Duras他多数。requirementも、、、いや、分かっていたんだけどこの人は多いんだよなあ。学生は8人。世界史上のcatastrophe…

春学期最初の週末は、まだあまり課題もたまっていなかったので、結構のんびり出来た。 フランス語の宿題と、ラカンの『エクリ』から"mirror stage"と"aggressiveness in psychoanalysis" 後者の方ははじめて読んだけど難しい。身体の断片化の問題を扱ってい…

ゾラという作家はかなり不幸な読まれ方をしているのではないか、と常々思っている。フランス文学をやっている人でもゾラを読まずに馬鹿にする人は結構いるので、そういう人にとって大概フロベールは神様だったりする。僕にとって『居酒屋』は本当に重要な本…

金井美恵子『小説論』 岩波書店から出ているのでちょっと意外な感じがしたのだけど、岩波のセミナーで話したことをもとにまとめられたらしい文学論。冒頭から、いままで作家の書いた小説論はあまたあるのだから、いまさら書き加えることはあまりない、という…

前回のエントリのDeLillo本、授業が始まってみたら、ドンピシャでシラバスに作品名があった。 あとはドゥルーズのBacon論とか、ミシマ。ある年齢以上の学者は、日本文学といえばいまだに ミシマ、カワバタで、これがなかなか度し難い日本文化の誤解を生産し…

今更ながら、、、The Body Artist作者: Don DeLillo出版社/メーカー: Scribner発売日: 2002/02/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (2件) を見る現代文学と身体表象というテーマに沿って読み始めたのだけど、DeLilloの場合、ほとんどの著作がこ…

文学を研究することがどのくらい文学と関係があったり、どのくらい文学的な行為と呼べるのか、ということは難しい問題で、おそらく色々な答え方がありえるだろうけど、どのように答えようとも完璧に答えることはできない。はじめて会った人に「何を研究なさ…

http://www.youtube.com/watch?v=0-ukfuu1-DI&mode=related&search=Gosh! really funny...

The End of the Story作者: Lydia Davis出版社/メーカー: Picador発売日: 2004/06/15メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るとっても透明度の高い文体。プルーストの訳者。

No Great Mischief: A Novel (Vintage International)作者: Alistair MacLeod出版社/メーカー: Vintage発売日: 2001/04/03メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る日本では新潮クレストブックで翻訳がでて、異様なほど好評…

開戦の直前にイラクにわたった著者が、見たこと感じたことをありのままに綴った、静かな反戦紀行文。食べ物の描写や、子供たちの歌などの描写を通じて、生き生きとした暮らしの風景が伝わってくる。小説家ならではの現実感覚があふれていて、読む人の胸を打…

来週に春学期をひかえて、なるべく何もしないで休息を取ることにした。今週末は3日ほど遊ぶので、新学期の最初の授業の準備とかそういうことはしなきゃいけないけど、もうこの冬休みに新しいことはしない。で、ふりかえってみると、思ったよりも大江に執着し…

昼前に起床。来週から9時から教えるのだから、そろそろ朝方にしなくては。 フランス語を夕方まで。図書館に行って、Indiana, Indiana作者: Laird Hunt出版社/メーカー: Coffee House Press発売日: 2003/09/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (2…

今日はなんかやたらとエントリーが多いけど、多分勉強的にはかなり密度の濃い一日だったんだろう。 フランス語文法見直し、動詞活用暗記、それと深夜からの論文の点検作業。完成！と思って時計を見たら 午前3時。時間を忘れて勉強っていうのは久しくなかった…

The Selected Poems of Emily Dickinson (Modern Library Mass Market Paperbacks)作者: Emily Dickinson,Billy Collins出版社/メーカー: Modern Library発売日: 2004/09/28メディア: マスマーケットこの商品を含むブログ (1件) を見るちょっとずつ読んでい…

Metaphors We Live by作者: George Lakoff出版社/メーカー: University of Chicago Press発売日: 2003/04/15メディア: ペーパーバック購入: 4人 クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見るアメリカ政治におけるメタファーについて。この人の話は聞い…