Spring Break
明日からSpring Breakはじまる。
学部学生たちはフロリダにいったりノースキャロライナに行ったり、大学院生よりはるかに
リッチでロマンティックな休みを過ごす。こちらの方は、今の内にペーパーを書かないと
あとでやばいことになる。
教授に会って、すこしプロジェクトの相談など。あとフランス語をあと2年くらいは鍛えないと
というお話。長い博士課程になりそうだ。しかしそれだけやれば将来フランス語圏で教えられ
るかもしれない。
- 作者: 大江健三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/02/27
- メディア: ペーパーバック
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「個人的な」というのは、小説のタイトルになりづらい言葉だとおもう。特に日本の私小説はそもそもが
個人的なのだから、わざわざタイトルでそう断る人はいない。とすれば、ここで大江がしようとしているのは、
そう、「異化」だ。family novelをdefamilializeすること。
トビラ裏に大江氏の署名と共に実朝の和歌が記されていた。