ホウ・シャオシェン

その3:ホウ・シャオシェンの「好男好女」
1950年代の台湾における知識人迫害という歴史の暗部に光をあてた作品で、「悲情都市」に続く時代を扱っている。映画女優が、歴史的な人物を演じながら次第に自分の人生をそこに重ねていく過程を描くことで、過去と現在のつながりを立体的に表現している。この女優もそうだけど、台湾の女優は意志の強い眼差しを持った人が多いように感じる。眼差しから鼓動が聞こえてきそうだ。冒頭でテレビに映っているのは、小津の、たぶん「麦秋」。

フランス語。学部の時から愛用している中級参考書

フランス語を読むために―80のキーポイント

フランス語を読むために―80のキーポイント

が、まだ手放せない。この本は本当にいいです。