2007-07-07から1日間の記事一覧
図書館から群像6月号を借りて読んだら、新人賞受賞作の「アサッテの人」がやたらに面白い。ナンセンスな言葉の響きが現実を支える言葉の意味の体系を解体し相対化してしまう、という作用に過剰に敏感だった叔父の人生を綴っているのだが、語り手の方にもそ…
図書館から群像6月号を借りて読んだら、新人賞受賞作の「アサッテの人」がやたらに面白い。ナンセンスな言葉の響きが現実を支える言葉の意味の体系を解体し相対化してしまう、という作用に過剰に敏感だった叔父の人生を綴っているのだが、語り手の方にもそ…