Davidson, Winters

The Tennessee: The New River : Civil War to Tva (Southern Classics Series)

The Tennessee: The New River : Civil War to Tva (Southern Classics Series)

Davidsonの南北戦争以前へのノスタルジアはなんともついていけないものを感じた。ネイテイブアメリカンやスペインの開拓者De Sotoの名前なんかも出てきてテネシーおよび南部の歴史的複層性を感じるということも出来なくはないけど、時折出てくる紋切り型が詩の言葉を殺している。あと、mustの多用によるimperativeなところとか、father-son relationshipの偏重とか(この二点はfugitive派に良く見られる傾向のような気がする)、そのへんがどうもね。

Yvor Winters: Selected Poems: (American Poets Project #6)

Yvor Winters: Selected Poems: (American Poets Project #6)

はパラパラ見ただけだが、思ったより面白くて、西部の自然の人工性をうまく描いていると思う。しかし、Wintersはやはり批評家としての方が偉大であるということは感じた。

そしていよいよ、

The Great Gatsby

The Great Gatsby

を読み始めたが、最初の1ページですでにedgeの効いた文体に痺れました。実は英語で初読。今回は、空間の使われ方に気をつけながら読んでいる。


ドイツ語は、いわゆるstrong verbとweak verbのところを復習。このセンスはなかなか身につかない。


友達とカフェで一時間、ラテンアメリカ文学とLinda Hutcheonについて。