ミシマ Wharton

午後の曳航 (新潮文庫)

午後の曳航 (新潮文庫)

作中、猫を殺すシーンがあって、それがいろんな意味で嫌いな作品だった。
前半を読んだ時点で、後半に少年と船乗りの関係が転回する事が透けて見えてしまって
全くそのとおりの展開。球体のような作品だが、もちろん完成度はかなり高いと思う。
しかし小説は完成度は必ずしも高くなくてよいのだ。

Summer (Penguin Modern Classics)

Summer (Penguin Modern Classics)

Wharton熱の余波で読んでいるけど、うーん。あまり、のれない。