ラカン 竹田青嗣

春学期最初の週末は、まだあまり課題もたまっていなかったので、結構のんびり出来た。
フランス語の宿題と、ラカンの『エクリ』から"mirror stage"と"aggressiveness in psychoanalysis"
後者の方ははじめて読んだけど難しい。身体の断片化の問題を扱っていて、クラインとかも出てくる辺りは
ついていけたんだけど、、、日本語で読めば分かるというような域ではない。


竹田青嗣の第一対談集。対談が実際に行われたのは、今から20年位前だから何となく古臭い感じがする発言が多い。ポストモダン的状況が支配的で、現実と言語のずれみたいなものが真剣に議論されている。冒頭の対談で、竹田と加藤典洋に対して江藤淳が一生懸命怒っているのが感動的。


セゴビアのギター曲集、とくにポンセを聞く。ちょっと泣きそうな位いい。