論文、論文、フランス語

もう月半ばかあ、気合入れていかないと。

最近は論文に手を入れる時間が多くて、かなりフラストレーションがたまる。
もともとセミナーペーパーだったんだけど、書き上げた時点で、精魂尽き果てたというか、
自分の能力の限界まで使って書いたので、それをさらにまとめるとなると、大変だ。下手に
手を加えると、論文の質を低下させかねない。まあ、ちゃんとまとまれば、どこか載せてく
れるでしょう。

でも、この段階で論文ばかりやっているというのは、あまり本意じゃないなあ、と思うこと
しきり。今年の夏なんかはもっと語学に集中すべきであったような気がする。

 先週からフランス語の教師が変わったんだけど、この人がなかなか容赦ないスピードで話すのでとてもいい。最初の日は戸惑ったけど、だいたいみんなすぐになれてしまうから、2,3日後には平気になった。まあ、少々聞き取れなくなっても気にしなくなったというか。それにしても、こちらのフランス語は日本の教育システムと違って、とにかく単語量が豊富なところがいい。それでいて日常使われることのない単純過去なんかはほとんどやらない、というところもまたいい。
 考えてみれば、単純過去なんて話したり書いたり出来る必要がないわけだから、見て原型が推測できるくらいで十分なわけだよね。なんで第二外国語で習った時は、全部覚えなくちゃいけなかったんだろう。

「アサッテの人」は芥川賞候補のようだ。頑張って欲しいなあ。もっと読みたいから。しかし審査員に彼を高く買ってくれるような人がいないような気もする。