冬休みを満喫のはずが

なぜか論文を書くはめに。修士のときに書いたものをreviseしているのだけど、今読んでみると未熟すぎて、何と1センテンスもまともに使えない。もちろん、argumentはそのまま使っているけど、書き直しというのは、あまり楽しい作業じゃないんで、もう放り出そうかなとも思う。今回に限っては絶対に書かなくてはいけないというわけじゃないのだし、もう冬休みも残りわずかなのだから。

しかし、留学はするものだなと思った。全然自分の英語の質が変わってしまった。と同時に有名な批評家のすごさもひしひしと分かるようになった。別にアメリカのアカデミズムのみを持ち上げる気はないけど、ずっと日本にいると知らず知らずの内に、ある文化的な枠組みの中に安住するようになってしまって、成長できなくなってしまうと思う。外に出ることは、確かに自分の外に出ることなのだ。この二年間でひーひー、いいながら論文を書いているうちに段々さまになってきた。結局英語をうまく書けるようになるためには何百枚と書かなくちゃいけないのだな。ひどい遅筆は相変わらずだけど。

Trauma and Recovery: The Aftermath of Violence--From Domestic Abuse to Political Terror

Trauma and Recovery: The Aftermath of Violence--From Domestic Abuse to Political Terror

しかも論文は、トラウマがらみ。。。

そういえば来学期は、仏文科の学生に混じって仏文学のクラスで戦うことになるわけだが、登録はわずか5人。リーディング9冊、プラスjournal多数ってのは、かなりchallenging。ふむむ。やはり、論文などやっていないで、フランス語にもっと時間をかけるべきか。

ま、その前にパーティーシーズンが到来してしまったわけだけど。