いよいよ、よよよ

 朝8時に起床。あまり深く寝れていなかったようで、眠気が頭の後ろへんに残っている。9時前に出る。ちょっと早いので、歩いて大学へ。コーヒー、あまりうまくない。ティーチングの準備、で、なぜかHenry Jamesの評論を読む。モダニズムはロールプレイ! は、試験前なのに関係ないの読んでる。おかげで、今日の授業、こけた。生徒の優しさに救われているのだけども。それから、同期の女性に優しい言葉をかけてもらう。あなたのように人を気遣える人間になりたい、と思う。
 午後。再び評論を。それからコピー機に何度も通いながら、やはり、教えることの準備。そしてなぜか来学期の予定を楽しく立てる。現実逃避、だね。最近、ふと気付くとチェスプロブレムを解いてしまったりするのもそうだ。バスの中でプルースト。フランス語、まだまだ勉強しないと。
 東京でフェルメールを見たという人にメールをもらう。でも、すごく混雑していて落ち着かなかったとも。日本人はフェルメールの青や黄色が好きだ。アメリカ人はわりとマティスが好きだ。そして、フランス人は自分たちだけがセザンヌの真髄を理解していると考えている。フェルメールは、確かに、静かな場所でゆったりと語りかけるように見なければならない。平日にマウリッツハイスに行くと、本当に誰もいないのだ。信じられないことに。