師走、面接

さて今日で4つの試験を受け終わった。最初の試験こそ、手に汗を握りながら緊張してやったけど、だんだん慣れてきてしまって、今日はちょっと慣れすぎの感があった。適度な緊張を持つというのはなかなか難しい。大コケはしなかったつもりなので、これで通らなければ仕方がない。2時間の試験で、ダブルスペース4枚分を書けるようになったので、英語の書く早さが日本語の書く早さとあまり変わらないものになってきたと思う。もちろん、精度はぜんぜん落ちるが。

今日は−10度近くまで落ちて、帰り歩るいているときに耳たぶが痛くなった。しかし、それでも例年ほどには厳しくないと思う。−20度に近づいてくると、かなり暴力的な感じがするものだ。しかし、この間カナダに住んでいた人と話をしたら、彼の出身地では−30度というのがたまにあって、そのレベルまでいくと、時間との戦いだそうだ。3分以上外にいると、体が凍りはじめる危険があるとか。

ラカン読書会から35ドルまで自分の好きな本を買っていいよという、うれしいお知らせが。なんだかんだいいながらアメリカの大学は金を持っている。

さて、気を抜いてはいけない。最後の面接は12月11日。仮に試験が通っていれば、の話だが。これがノンネイティブにとって一番つらいはずなのだ。4人の試験官を前に2時間、自分の計画について話しまくらなくてはいけない。気絶しないようにしないと。