2007-01-30 Deleuze, 天皇の戦争責任 Deleuze読了。今まで読んだドゥルーズの中でもっとも易しかったが、インパクトも一番弱かった。もちろん、初期ドゥルーズ特有の、対象に切り込んでいく明晰さは感じられるけど、ベルクソニズムを絵画の解釈に持ち込んでいるような感じがするので、それならあの短いベルクソン論に全て書かれているじゃないか、と思わざるをえない。天皇の戦争責任作者: 加藤典洋,竹田青嗣,橋爪大三郎出版社/メーカー: 径書房発売日: 2000/11/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見るをちょっと読むが、「まえがき」からして「フーコー・レフト」や「デリダ・レフト」は頽廃的でいかんみたいなのが出てきて、かなり萎える。