Submit!

夏休みに改稿していた原稿をついに投稿した。この分野では一番の雑誌なので、ま、運試しのようなもの。少なくとも投稿すれば優秀な学者に読んでもらって、レスポンスを受けることが出来るので、断られても、それも経験のうち。本当は、細かい点でさらに書き換えが出来たんだけど、それでacceptされるかどうかが決まるというほど、決定的な点じゃないし、いまこのことに時間を使えないので、とにかく出してしまった。過去に投稿したことのある先生によれば、返事はとても早いそうだ。楽しみ。

ところで、最近ドイツ語を集中してやっているので、submitなんてドイツ語に見えてしまう。

Cold Intimacies: The Making of Emotional Capitalism

Cold Intimacies: The Making of Emotional Capitalism

いま、授業を受けている先生から、「あなたにぴったりの本があるわ!」といって、ぽんっと渡された本。今週末に読んでcritical reviewを書く。copy rightsを見たら、ついこの間の7月出版だ。

Maggie: a Girl of the Streets: and Other Tales of New York (Penguin Classics)

Maggie: a Girl of the Streets: and Other Tales of New York (Penguin Classics)

マギー、読了。ちょっと漫画的な誇張表現とかいいね。全然「女の運命」的な話じゃなかった。
お兄さんが助けを求めるマギーを見捨てる理由がfear of contaminationだって。いかにも自然主義っぽい。つまり、階層は伝染するという幻想が物語を支える「下層」を作り出すという意味で。

Pere Goriot (Signet Classics)

Pere Goriot (Signet Classics)

原書の方は分からない単語が多すぎ、とりあえず英語版でざっと読むことにした。
そうしたら、なんてリーダブル。さすが大流行作家だっただけのことはある。