春の嵐

水曜日。結局セールのアトラスのどこがすごいのかよく分からないまま授業。ディスカッションでも発言できず、反省。来週までにミッドタームペーパー。木曜日は、架空の授業を想定してシラバスを作るという課題のために半日使う。自分で作っているうちに興奮してきて、本当にこんな授業をしてみたいなあ、などと夢想。春の嵐が吹き荒れて、天気が不安定。友人から、いっしょに年末の大きな学会で発表しないかと誘われる。金曜日は授業後に読書会。学生同士で話すと、意外と普段しゃべらない人がしゃべったりして、才能に気づいたりする。それが読書会のいいところ。もっと知り合いから色々学べるな、と思った。

ユートピアのラカン

ユートピアのラカン

図書館にこれが届いたので、さっそく一章を読む。ラカンにおける「排除」と言う言葉のジェネオロジー的考察。非常に議論の流れがうまい論文なのだけど、僕の方の知識不足のせいか、その問題設定の重要性を十分に認識できない、のだ。

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で、がらっと変わってこれ。学生から、ここに出ている蒼井優が素晴らしいから見ろ、と言われて、おお岩井俊二作品なら見るよと言って借りた。しかし、素晴らしいですか、これ?作品的にも、これの前作である『リリィ・シュシュ』よりも数段下の様に感じた。特徴ある岩井タッチとでもいうべきシーンが散りばめられているので、見れることは見れるけど、甘すぎるチョコみたい。あまーーい。